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執筆者の写真Nobuhiro Kawai

教育の意味


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今日は、新モンゴル高等学校でこの学校の取り組みについて説明を受けてきた。

まずこの学校ができた経緯から。

ある貧しいモンゴル人の留学生が山形の学校に通っていた。

その彼の夢は、モンゴルに学校をつくること。

その夢を山形のロータリーで話したところ、出資者が集まってできたのがこの学校。

ほんと、かなり省略して伝えていますが、かなり熱い物語が実際にはあったそうです。

この学校は、今年で創立12年。


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小中高一貫でそれぞれ5、4、3年の期間教育を受ける。

毎年約200人の卒業生が日本に留学している。

そして、日本から帰ってきた学生の卒業率は100%。


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英語は小3から、日本語は中2から教えるそうです。

時々生徒に日本語で話しかけたら、きちんと日本語で返ってきました。

教育の中心となる考え方が素晴らしいです。

*助け合いの心

*勤勉の大切さ

*和を重んじる心

昔の日本の教育にもありながら、今の日本には残念ながらないように思える。

そして、とにかく挨拶などの礼儀をうるさく教えているとのこと。

そういえば廊下や教室などでは、必ず挨拶されたなあ。

校長先生から聞いた、印象に残った言葉をお伝えします。

モンゴルの人口は200万人そこそこで土地は広大にあります。

そんな中、モンゴルという国が日本をはじめ人口が1億を超える国々と渡り合うにはどうすべきか。

それは、国民一人ひとりが力にならなければならない。

だから、生徒一人ひとりが国の宝なのです。

こんな考えのある学校がモンゴルに次々できて、その子ども達がこの国を支えるようになった頃、

モンゴルはどんな国になってゆくのか。

そんなことを思わされた時間だった。

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