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執筆者の写真Nobuhiro Kawai

Wine Cave

Lyon駅から1時間半、Dijonの街に到着。

この街から2箇所のWine Caveを巡る。


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よくよく写真などでは見たことはあったが、実際にそこを歩いてみると、何年何十年も寝かされている瓶の数に驚かされる。

今の時期このCaveは、仕込みも終わり静かに時を刻んでいた。


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古く歴史を感じさせる蔵と比較的新しい蔵を見学した。

どちらの蔵も情熱をもってワインを生産しているのがわかる。


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試飲方法も異なっていた。

一方はワイングラス。

もう一方は試飲専用の小皿だった。

どちらも、ワインなどわからない若造に10本近いワインを試飲させていただいた。


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新しい蔵の方ではまだワインになりきっていない、発酵中のワインも試飲させてもらったが、わかったふりでごまかすしかなかった。

ワインって難しいな。

この旅では、毎夕食ワインを飲ませていただいているが、安いワインの方がおいしく感じたり、高いワインが苦く感じたりと、もっとワインを知る必要性も感じたりして。


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生産者の子どもは、ワインの善し悪しを知るために小さい頃からワインを飲んでいるという話をきいた。

確かに、どのワインが高いレベルの物かを判断するには、そういった教育が不可欠になるだろう。

なんでも、小さい頃からの経験っていうものは、大事なのだな。


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帰りの車窓から。

遠くに見えるのが、15世紀頃ワインを生産していた修道院の建物。

BonnneからDijonに抜ける道路の右を見ても左を見てもワイン畑ばかり。

十勝も畑ばかりだけど、その土地ならでわの風景が見られた。

歴史があり、基幹産業として何百年もつづけてこれる。

いろいろな意味で新たな世界を見させていただいた。

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