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執筆者の写真Nobuhiro Kawai

Study


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今日の視察は、同じ牧場といっても羊の牧場の視察。

ここの牧場があるところは、かなりの丘陵地帯で、作物をつくるのにもなかなか大変な場所だ。


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扇ヶ原からの景色じゃないです。

あまりにも十勝の景色と似ているなと。

こういった土地では、酪農は向かない。

いい草ができる土地でなければ、酪農は向かないのだ。

肝はあくまでも草。穀物は補助飼料という考えにブレはなかった。


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十勝の畑でよく見る甜菜。

こちらでは、甜菜の種類が違うが家畜のえさとしてつくっている。

この隣の畑では、乾燥に強い6種の作物を混ぜてつくっていた。

それらの作物も年によってはうまくいかないこともあるが、それはそれで次の作物の種を蒔く。

今ここにある畑の有効利用。

自然とともに生活がある。

できないことを嘆くよりも、今できることを考えよう。

よく聞く言葉をずうと前から実践していたんだな。


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本物の羊飼いを見たなという感想。

こんな景色を見ちゃうとなんだか楽しくなっちゃう。

最後の視察牧場を後にクライストチャーチに戻る。

最後の夜は、原住民マオリのショーを見に行った。


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若干一人マオリっぽくない人もいたが、まあ最後の夜だから、、、


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毎晩、その日の反省ではないが一緒の旅仲間とビールをいただく。

そんな時間も一人の旅では味わえないかけがえのない時間だ。

このツアーで感じたことは、仕事立場は違えどもstudy_学ぶということの大切さ。

それぞれの牧場がどんな経営をしているか、畑にどれだけの肥料を撒いているのか。

そのようなことは、自分の仕事には何ら意味を持たないことである。

そこで意味がないからといって、耳も傾けず目をそらせばそれで終わってしまう。

そうではなく、何か自分のためになるものがあるんじゃないかという、宝探しの気持ちが大事なんじゃないかと思う。

少し離れた場所から物事をみてみると、違った見方ができるものだ。

この旅では、結局たくさんの学びをいただいた。

これも、牧場は自分と違う仕事だから、といって参加しなければ得られなかった成果だろう。

また、明日からも自分にとっての宝を見つけ出せるように学ばなければいけないな。

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