8月14日、15日の二日間にわたり宮脇昭教授の講義を受けてきた。
本などでは、よく知っていたが実際にお会いするのはじめてである。
研究者の間ではかなり有名なお方で、雲の上の存在的なお方だそうだ。
そんな宮脇昭教授のお話を大樹町で聞けるのだからこの上なく幸せに感じた。
そして、話を聞いているうちに今まで造園屋としてしてきた仕事がどこまで正解なのかが疑問に思えるようになってきた。
教授が今までしてきたことがあまりにもすごいことばかりだからである。
こんなにも信念を持って、決して他人に流されることなくことを進められる人はどれだけいるだろう。
やはり、ひとつのことをとことん突き詰め、研究し、行動してきた人の話は揺るがない自信があり、説得力がある。
とにかく森が持つ力、木の持つ力というのは、人間が作り出すものでは、太刀打ち出来ないということがわかり、
自然には自然の力で対抗するしか他ないのだと、この二日間であらためて感じさせられた。
また、この二日間に間に、来年の夏十勝で植樹祭を行うということまで約束を取りつけてしまった。
この行動力と決断力は見習うべきところが多すぎる。
80歳を過ぎて尚、世のために働ける体力と精神力には本当に尊敬してしまう。
来年また十勝で会うことができる。
素晴らしいこと、嬉しいかぎりである。
それまでに、自分自身も成長していなければいけないと感じる。
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