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執筆者の写真Nobuhiro Kawai

ブランド


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フィレンツェから電車で移動しボローニャへ。

ここはいろいろな食品がブランドとして作られている土地。

まずはパルメザンチーズが作られている工場を見学。

このような工場がこの地方には800軒ほどあるという。


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この辺りで作られるチーズは厳格に作り方が決められている。

その作り方でなければパルメザンチーズを名乗ることができない。


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厳格に作られたチーズにはこのように刻印が押され出荷される。

一つ約40キロ。

1年〜4年かけて熟成される。

熟成期間で明らかに味も変わる。


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次に訪れたのはレストラン併設のパルマハムの熟成工場。


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約1歳の黒豚と白豚の足をこのようにつるさげて熟成させていく。

1年〜3年かけて自然乾燥させた豚肉はここでも正式な工法で作られた証に刻印を押される。


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工場隣のレストランで昼食。

当然生ハムをいただく。


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脂が乗っていて非常に美味しかった。


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昼食後訪れたのはフェラーリ博物館。

イタリアを代表する車フェラーリの歴史がわかる博物館。

どんなものでもそうだがブランド力があるとその後のマーケティングが非常にしやすくなるもの。

それは簡単なことではないがそこを目指していかなければ他との差別化にはならないし、競争力も保てない。

努力が常に必要でブランドとして世間に認められたとしてもそれまで以上に品質を高めていくことも大事になっていくだろう。

今回視察に行った場所は物をつくる会社だったが、ブランドとして浸透させることができるのは今回のような会社ばかりではない。

あらゆる会社にとってブランドになるのは必要なことだとおもう。

そこを目指していかなければ何をするにしても一流にはなれない。

それにはあらゆる面でバランス良く作り上げる努力が必要になる。

少しずつ、コツコツと自分のペースでいいとは思うが、ブランドは我々にとっても欲しい物のひとつである。

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