セリカの仲間には、ある特徴があります。
真ん中の花を囲むように花が咲いているのです。
このことを、ターミナルウンベル。ラテン語だそうです。
ウンベルは傘の意味です。
さて今度は、このようなセリ科の花の咲く順番です。
真ん中の花が咲いて周りが後からさきます。
これには、きちんとした理由があります。
全体の種の量を調節しているのです。
例えば、真ん中の花が何らかの理由で十分な量の種を確保できなかったら、
周りの花でその補填をする。
いわゆる、種のリスクヘッジ。
子孫を残すために植物はそれぞれ考えて生きているのですね。
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