2015
年を越してのNew Year Camp。
ここのところ何だか冷え込みが一段と激しい日が続いているが決行。
昼間は子供も大人も思い思いの遊び方で寒さも忘れて遊び、
日が暮れれば、夕飯を食べる。
この日は、スパイスを使ったカレーライス。
寒いから暖かい食べ物はありがたい。
月明かりがあたりを灯し、影ができるほどの夜。
いつもは森への通路にロウソクを灯すのだがこの日はそのなものは必要ないくらいだった。
朝6時。
気象協会のこの日の気温はー12度。
川沿いのここは、もっと低く感じた。
刻一刻と変わりゆく景色。
日が昇るにつれこの日の気温の低さが見えてくる。
樹氷と川霧。
ここからの眺めにこのオプション。
最高の景色を堪能できた。
日が昇り切る前の僅かな時間にのびた影を見ることができる。
日が昇ると樹々についた蒸気の結晶が雪のように舞い落ちる。
冬にこんなことをして遊ぶことの意味って、と仲間と語り合うことがある。
本気で寒いし、食料は数分で凍ってしまうし。
寝るのも命がけだ。
いつも冗談で、朝無事に起きられますようにと祈る。
とかちにはこの寒さがあり、雪の降る回数の少なさがある。
キャンプをするには最高の条件と思っている。
火の意味を本気で考える機会。
夏の火ってある意味ショーなんだよね。
火を見て楽しむだけ。
近ずくと熱いし。
でも、冬の火って命だからね。
これがなければ冬山登山をするくらいの格好をしない限り死んじゃう。
決してショーではない。
これを知ること、実際に体感すること。
知らなきゃ知らなくてもいいことかもしれないけど、知っておくべきだと思う。
暖かいと感じることの意味。
そして、太陽から降り注ぐ暖かさ。
ありがたい。
全てに感謝できる時間ってこんなことなのかもしれない。
このことを忘れた頃にまたしたくなるんだろうな。
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